小児矯正

子どもの矯正はなぜ大事なの?

歯並びや噛み合わせが悪いと万病のもと!具体的には・・・

  • 虫歯や歯周病になりやすい!
  • 良く噛めない(そのため、胃腸障害が起こる)!
  • 顔貌や口元が気になる(コンプレックス)!
  • 食べ方がおかしい!
  • アゴの異常な成長、顔形にも影響する!
  • 発音がおかしい!

上記のような問題が発生します。
お子さまの健やかな成長において、歯並びや噛み合わせが悪くて良かったということは基本的には考えられません。

矯正が重要な理由

矯正が重要な理由

発育途中にあるお子さまにとって、歯並びや噛み合わせが悪いということは、大人になってからさまざまなリスクを抱えてしまうということです。
デコボコの歯で歯磨きが行き届かず虫歯や歯周病になりやすい、よく噛んでいないため胃腸に負担がかかりやすい、顎の異常な成長や顔のゆがみをまねく、発音がしづらかったり、息がもれやすくなるなど、問題は多岐にわたっています。
さらに、見た目によくないというイメージからコンプレックスを抱えてしまい、とくに思春期のお子さまには心への影響もはかり知れません。ちょっと大げさかもしれませんが、人生の明暗に関わるともいえますので、矯正の価値は大いにあるのではないでしょうか。

お子さまの矯正治療の適正時期

歯の年齢(歯牙年齢といいます)はお子さまの年齢によらず、成長はお子さまによりまちまちです。
当院の長年の経験から申し上げますと、平均して、アゴの骨の前後的な異常がある受け口や出っ歯は、4~8歳くらいから始めるのが良いでしょう。アゴの骨が小さくて歯が並びきらない、歯が重なっている乱杭歯は、5~10歳から始められます。
なぜ、この年齢から始めるのでしょうか!
殆どの不正咬合の原因は、アゴの骨が小さいまたは前後位置関係が悪いなどです。したがって、成長発育に精通した小児歯科専門医がこのアゴ骨の治療をすること(原因治療)で、永久歯を非抜歯で矯正治療ができるテクニックなのです。
「と言われても・・・」とお思いかもしれません。
『うちの子はどうなんだろう?』とお悩みの親御さまは一度当院でカウンセリングされることをお勧めします。
費用は検査する機器にもよりますが、約3,300円(税込)程度です。

矯正のしくみ

矯正には、「第0期治療」、「第一期治療」、「第二期治療」の3つがあり、顎の成長や歯並び、さらにお口の筋機能状態によって治療方法が分かれます。また、治療計画によって治療期間も変わります。

矯正の仕組み

第0期治療

乳歯列期、つまり幼児期に行う矯正治療です。顎の成長発育と口腔周囲筋肉の機能を治療します。

第一期治療

乳歯と永久歯が混ざった混合歯列期に、永久歯がきれいに生え変わるように顎の成長やバランスをコントロールする治療です。

第二期治療

永久歯が生えそろったあと(顎の成長が終わった後)に行う治療です。中学生以上が目安で、歯にブラケットとワイヤーをつける歯列矯正などがあります。

当院の特徴

永久歯を抜かない非抜歯矯正治療

矯正において当院が大切にしているのは、永久歯を抜かない「非抜歯矯正」です。

自然歯、とくに永久歯は一生ものの財産。一度抜けば生えてくることはありません。

他の歯科医院で永久歯を抜くことを提案され、心配になって当院に来られる方も多くいらっしゃいます。また、矯正をしなくてよいこともあります。

いずれにしても、メリット・デメリットをきちんと説明しますのでご安心ください。カウンセリング費用は、検査機器にもよりますが3,300円程度(税込)です。

治療はお子さまの成長段階に合わせ、小児歯科専門医が、高度な技術と歯科用CTを駆使しながら行っています。

治療の流れ

  • ご予約・お問い合わせ

    1ご予約・お問い合わせ

    お気軽にお電話ください。
    スタッフが丁寧にご対応いたします。
    TEL:093-602-8369

  • 問診票の記入

    2問診票の記入

    問診票に記入していただきます。
    その後小児歯科全般にまつわるビデオ(約15分)を観ていただきます。

  • カウンセリング

    3カウンセリング

    お子さまの今の状態を詳しく説明します。ご要望や、不安に思ってることに関して何でもお話しください。

  • 診断・検査

    4診断・検査

    パノラマ、セファロX線、さらにCT撮影を行います。石膏模型、口腔内顔貌写真を取ります。上記の検査は、矯正歯科治療において、正確な診断のために非常に重要です。

  • 治療計画の説明

    5治療計画の説明

    お子さまの現在の不正咬合の状態、矯正治療の装置、治療期間、治療費、お支払いのプラン等についても納得いただけるまで詳しくご説明をします。

  • 治療開始

    6治療開始

    治療を開始します。

  • 定期治療

    7定期治療

    初め、装置に徐々に慣れるために最初の7日間は、3~5回ほど来院いただきます。
    お子さまが装置に慣れてきたら1ヶ月に1度で大丈夫です。
    不具合、馴染まない等あれば月に数回来てもらうこともあります。

  • 保定期間

    8保定期間

    保定装置が入ります。透明なマウスピースを入れるだけですので、矯正器具に比べるとほとんど目立ちません。
    人にまちまちですが、平均的には2~3年となります。
    3ヶ月に1回を目安にご来院ください。

  • 定期健診

    9定期健診

    予防の観点でも3ヶ月に1度を目安に来院されることをお勧めします。

当院の小児矯正の種類

機能的顎歯列矯正装置
「ビムラー矯正」

〜5歳からはじめる歯を抜かない歯科矯正〜
ビムラー矯正

ビムラー矯正は、お子さまの就寝中のみの装着で歯並びを改善できるとても簡単な歯列矯正装置です。原理としては、お子さまの発育を利用した矯正治療となり、基本的に抜歯の必要はなく痛みを伴わないため精神的・肉体的にも身体に負担が少ない治療です。

対象の症状

  • 叢生
  • 出っ歯
  • 反対咬合

☆上記以外にもほとんどの症状に対応が可能です。

メリット

  • 歯を抜かなくていい
  • 基本的に就寝中の装着のみ
  • 痛みを伴わないため身体への負担が少ない
  • 顎のバランスも一緒に改善できる
  • 治療後のお顔の感じが自然である

デメリット

  • 使わないと治らない
  • 自由診療のため保険適用外である

インビザラインファースト

〜目立たない透明なマウスピース型矯正歯科装置〜
目立たない透明なマウスピース型矯正歯科装置

インビザラインファーストは、お子さまのための透明で目立たないマウスピースを使用した矯正治療です。主に小学校の低学年時期(一期治療:乳歯と永久歯が混在する時期)に使用します。

対象の症状

  • 叢生
  • 出っ歯
  • 反対咬合

☆上記以外にもほとんどの症状に対応が可能です。

メリット

  • 透明で目立たない
  • 取り外しが可能
  • 通院回数が少なくてすむ
  • 装置による怪我の心配がない

デメリット

  • 使わないと治らない
  • 自由診療のため保険適用外である

>薬機法において承認されていない医療機器について
※完成物薬機法対象外(薬機法未承認)の矯正歯科装置(医薬品)であり、承認医薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

お問い合わせ

9:00~12:00 / 14:00~18:30
木曜 / 日曜 / 祝日休診(※祝日の週は木曜診療)
★土曜午後は14:00~17:30

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